■ ID | 288 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 森林・緑地の大気浄化機能とその評価 |
■ 著者 | 小川和雄
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第44回大気環境学会年会特別集会、平成15年9月24日 |
■ 抄録・要旨 | 気候変動の最大の原因は化石燃料の大量消費であるが、加えて吸収源であるはずの森林も著しく減少しており、地域によっては放出源とさえ評価されるようになっている。気候変動対策としては大量生産・大量消費・大量廃棄をやめ、吸収源を増やす持続的社会をめざすことにつきる。
こうした中、森林・緑地がどの程度の環境保全機能を発揮しているのかを知ることは重要であり、CO2や同時に取り込まれるNO2、SO2などの大気浄化機能について、既存データを利用して試算した。その結果、森林のC固定量は日本全体で7,778万トン、全緑地のNO2吸収量は30万7,000トン、SO2吸収量は、22万987トンであった。なお、本推計値は良好な環境条件下での上限値と考えられる。 |
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